顎関節症治療
「かみ合わせからのアプローチ」
顎関節は、耳のすぐ前にある関節で「第4大臼歯」とも言われます。(親知らずは第3大臼歯といいます)
「顎関節症」は、歯並びやかみ合わせの咬合の問題だけではなく、
生活習慣・ストレスなどの要因により、関節や関節周囲の筋肉が不調和を引き起こして発症すると言われる、多因子疾患です。
顎関節症の原因はかみ合わせの問題が全てではありません。
しかし、下顎の偏位が2mm以上になると罹患率が高まり、
その偏位方向が後方や左右にねじれを伴っていたりすると、2mm以内でも発症する可能性があります。
顎関節症の発症前までは下顎の位置に問題があっても、身体の適応能力と回復力で耐え得ていたのでしょう。
しかし、その状況に他の要因が重なることで顎関節症は発症し得るのです。
当院はかみ合わせのバランスを整えることが重要な症状改善の要素の1つと位置づけております。
2mm以内が安全圏と捉えたとしても、私たちのかみ合わせ治療の緻密さをご理解していただけるのではないかと思います。
当院は緻密なかみ合わせからのアプローチを実現するため、顎の触診・聴診、顎関節に関わる筋肉の触診、CTまたはMRI、かみ合わせの精密検査に加え、顎機能検査を治療前治療後と行っております。
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ARCUS Digma II(アルクスディグマ II)
顎機能検査には、顎の動きを3次元的にミクロン単位で計測、記録する装置を使います。超音波を使用したデジタル顎運動測定装置で、目に見えない下顎の動きを正確に迅速にとらえて可視化します。また治療前と治療後に測定をし、どのように変化するのかを記録します。感覚にだけ頼ることなく、根拠に基づいた診査・診断を行い、正確な診療を心がけています。
顎関節症の疑いがあるケース
かみ合わせが
しっくりこない。口を開けると痛い、
口が開けづらい。歯並びを治す
歯科矯正治療をした。親知らずが生えてきて
歯並びを乱している。
最近歯の治療をして、
歯に詰め物や被せ物をした。頬の筋肉や顎の辺りの筋肉が
日々張っている。特に夕食時は食べ物を
お口の中に入れづらい。
顎関節治療の流れ
- 01
カウンセリング
- 02
全身(姿勢)・顔貌のチェック
- 03
筋触診
- 04
口腔内・外の
チェック - 05
レントゲン・CT診断
- 06
模型診断
- 07
かみ合わせの診断
- 08
顎機能検査
- 09
咬合調整
- 10
スプリント
- 11
家庭・理学療法
料金
かみ合わせと顎関節の検査 精密検査(CT ・顎機能検査含む) + 検査結果のご説明・かみ合わせ調整・スプリントお渡し・治療の必要性の有無・治療法の提示 |
来院2回セット ¥139,000 (税別) |
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