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15【むし歯編】
歯医者の選び方と歯を守るためのポイント!

むし歯治療にも必須な「ラバーダム防湿」

虎ノ門デンタルプラクティス(港区神谷町)自由診療 審美歯科 かみ合わせ

Eradication of every pathogen focus is essential to success with dental rubber dam!

開業して3年、予防の根付いた世代である10代20代のお口の中は、やっぱりむし歯がなくて素晴らしい!と感じていました。
しかし、ここ最近、その若い世代の、むし歯治療の問い合わせと来院が続いている。
お口の中を診ると、正直「なんてことをしてくれたの!」と苛立ちさえ覚える治療の痕。
歯医者は見えていないのか、やる気がないのか…むし歯は取り残しがあり、詰め物は段差があり合っていない。
そのような状態と、患者さまからアンケートをとって気づいたことは、
我々歯医者の技術の磨き直し、鍛錬が出来ていない、正しい環境で治療がされていない、歯医者がむし歯を作ってしまっている事実。
双眼ルーペもせずにラバーダムもせずに、むし歯治療をするなんて、あり得ないのです!
なぜなら、きちんと細部まで見えない状態で、唾液に触れたまま(=細菌感染している)歯の治療をすることは、
またむし歯を作るための作業をしているようなものだから。
昭和の治療スタイルで、今もなお治療が行われていることに愕然とするのです…
日本の歯科医療は一新すべきであり、治療の実際・現実を厳しく指摘し、一掃しなければならないと思うのですが。
綺麗事と叩かれるかもしれないけれど、私は正しい方法で、常に責任を持って治療をしたいのです、
人々のお口の中からむし歯や再発がなくなる日を願いながら。


なぜむし歯になるのか?甘いものをダラダラ食べる、とか、歯磨きが悪いからなど、昔から言われていることは色々ありますが、
むし歯を作っているのは、一部歯医者であるのも事実。。
むし歯は早めの発見と早めの治療、そしてその治療が「正しい環境下」「正しい方法」でされることが、むし歯の再発を防ぐ鍵となります。

では、「正しい環境下」とは?
「正しい治療法」とは?

『*治療する歯は、唾液や舌に触れないように隔離(孤立)し、*歯の表面の汚れを取り除く、*う蝕検知液を使いむし歯を完全除去、
*無菌の状態で封鎖し、*理想の歯の形に戻し、*かみ合わせを良くして、*プラークのつきにくいツルツルな状態にすること!』

この条件で治療をすることが再発を防ぐ正しいむし歯の治療法だと思います。


*むし歯治療の正しい条件!
6つのポイント* 


1. 双眼ルーペをしていること

むし歯を完全に除去するには、細部まで十分に見えている必要があります。
むし歯を取りつつ、健康な歯は削らない!
詰め物は歯にぴったり沿うように、隙間なく移行的に詰める=封鎖することが、むし歯の再発を防ぎます。
きちんと見えていないと出来ないことです。

使用双眼ルーペ 3.0倍 +今は4.5倍も使用中


2. ラバーダム防湿をしていること

治療する歯は完全に隔離・孤立させて、舌や唾液が触れないようにすること、歯肉の出血などからも遮断します。
歯を無菌な状態にして、乾燥させた状態で詰め物をすることで、接着力は向上、再発を防ぎます。

パープルのラバーダムを使用

普段のむし歯治療・ダイレクトボンディング治療のセット


3. う蝕検知液でむし歯除去+その歯の全体の汚れもきちんと除去する

う蝕検知液とは、その名の通り、むし歯を染め出し目で見えるようにする液のこと。
むし歯があると濃く染まるので、その部位をマイクロタイプの器具で除去していきます。
それを何度か繰り返して、染まらなくなるまで行います。歯の表面や隙間の汚れもJetパウダーで完全に取り除くことも重要です。


う蝕(むし歯)検知液で、取り残しをなくす。
赤と青の2色があり、私は青:ブルーを使用、
血液と間違わないようにするため。
左上の歯、メタルが入っていて、むし歯になっている、6ヶ月前に治療したばかりだとは思えない状態…。。
何やら健全な歯質が削られた痕さえ見える…。
メタル除去後、むし歯の取り残しもあり、かなり汚れている。
むし歯と一緒に歯面の汚れも完全に除去することが大切。
エアフローでバイオフィルムと着色も除去。
エアフローはむし歯治療でも大活躍!パウダーで、歯面の汚れも完全除去する。


4.歯の状態の写真を撮ること

歯はどのような状態か、むし歯はどのように広がっているのか、取り残しはないか、きちんと詰められているか、
過程を写真で撮り、それを患者様と共有して確認することが重要。治療前、治療中、治療後の画像を残すことは重要です。

NIKONカメラを使用



5. 詰めた後の研磨(磨き)をきちんとしていること

むし歯を完全に除去して、完全に封鎖した後、表面や詰め物の移行部をツルツルにしてあげないと、
プラークが付きやすく、フロスが引っかかったりして、詰め物の早期劣化や破折につながります。
むし歯を完全に取っても、最後の磨き上げをきちんとしないと、汚れがつきやすい&むし歯になりやすい環境を作りかねないのです。
つるつるに磨くことは実は非常に大切な作業になります。


ダイレクトボンディング治療での最終研磨:磨き上げの一部使用セット

歯と歯の間や歯の角はこのような薄い粗さの違うタイプの研磨ペーパー研磨ストリップスを使い磨き上げていきます。


6. かみ合わせの確認をすること

完全にむし歯を除去して、完全に詰め物で封鎖をして、つるつるに磨き上げた歯が、
もし強く当たっていたり、一部当たり過ぎていたり、または噛んでいなかったり…
適切なかみ合わせが作り上げられていないと、歯は実は健康とは言えません。
むし歯の治療をきちんとしたはずなのに、歯がしみる、噛むと痛い、などの症状が出た場合は、かみ合う力によって、歯に炎症が起きているサイン。
歯を守るためには、むし歯菌の除去だけでなく、歯に加わる力のバランスも整えることで、いよいよ本当に歯を守ることができます。

Kavo咬合器を使用
咬合器は(筋肉を取り除いた)お口の中を再現するもの。
どのように歯と歯がかみ合っているのか、
どのくらいズレているのか、
また心地よくかみ合う適応範囲はどこか、など。
お口の中だけ診てもわからないこと、咬合器でないと教えてくれないことがあるんです。
それを知ることができるのが咬合器!
ただ、カチカチかんで下さいとお口の中を診ても、正しいかみ合わせはわかりません。
咬合器:後ろ(喉側)からの図
通常は見ることのできない、後ろからかみ合わせを見ることができます。
本来のかみ合う位置を知ることが出来る。
咬合器はむし歯治療であっても、全ての治療に必要不可欠なものと考えています。


昔、私が小学生〜中学生の頃、1992年頃〜歯医者は1時間待ちの5分治療と言われた時代がありました。
むし歯が多く、歯医者がまだ不足していた時代、双眼ルーペも使用していない時代、必要な時間をかけてむし歯の除去・治療ができるわけがありません。
腕の良い手際の良い歯医者であっても、10分程度の時間で適切なむし歯治療は難しい、おそらく不可能と言えます。
でも多くの人が、私を含め、そのような治療を経験してきました。
時代は、2022年令和4年、むし歯を作らない予防と、再発を起こさない治療をすべき時代。それが可能な時代です。

本当に歯を守りたい人、再発のないむし歯治療を望む人は、ぜひ、上記の項目を実践している歯医者を選んでください。
webで確認したり、事前にお問い合わせして確認してもよいでしょう。

どうか、歯を守るために、適切なむし歯治療を受けていただきたいと思っています。






虎ノ門デンタルプラクティス
長坂ヒロコ

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