症例ギャラリー
No.20 銀歯を除去し、仮歯で歯肉安定させた後、ジルコニアクラウンにしたケース
はじめの相談内容 | 左奥歯がザラザラする、時々出血する。銀歯は外したい。 |
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治療内容・ 説明 | 40代男性。銀歯は20年以上前に入れたものであったためかなり劣化し歯も一部欠けていた。銀歯とむし歯を除去(神経は確実に残す)し、歯質と歯肉を整え仮歯に変えた。仮歯の目的は治療中のかみ合わせと歯肉の安定を図ることにある。ただし仮歯は劣化が早いため長期的(数ヶ月〜1年以上)にそのままにしておくと、歯肉炎を起こしたり根面う蝕(歯肉の下のむし歯)の発生に繋がるので注意。 |
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0.治療前
矢印の銀歯が治療の歯
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1.仮歯仮着時
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2-1.仮歯を外したところ
(レーザー照射前)わずかに歯肉に炎症があることが確認できる(矢印のところ)
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2-2. 仮歯を外したところ
(レーザー照射後)歯質を整えレーザー処置、1週間後の歯肉
2-1 の写真と比較し炎症が治まり歯肉が引き締まっていることが確認できる -
3. クラウンセットの準備
隣の歯にセメントなどが付かないように
白いテフロンテープで隣の歯を保護する -
4. クラウン試適時
最終合着の前にクラウンの納まり具合などを確認する(試適という)
左下の突起は試適時の着脱を容易にするためのもの、セット前に除去する -
5. 咬合接触点の確認
接触状態の確認(赤丸箇所で接触している。)
歯を安定、長持ちさせるために必要な接触状態を作ることが大切。 -
6. クラウンセット完了時
歯の溝にもステインを施し、周辺の歯と馴染むように
ステインはご希望により、入れずに白く仕上げることも可能
治療期間 (所要時間) |
1ヶ月 |
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治療費※ | TOTAL¥198,000+tax |