症例ギャラリー
No.11 劣化充填物を除去して出来るだけ歯質を残し咬合再構成を行ったケース
はじめの相談内容 | 下の奥歯のセラミックが割れたのが3度目、なぜ割れるのかセカンドオピニオン希望。 |
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治療内容・ 説明 | 42歳男性。奥歯のセラミックが何度も割れる理由としては、かみ合わせの不調和と過度な歯の接触にあります。本ケースは咬耗が著明に見られ、主訴の歯の後ろの奥歯が欠損していることから、かみ合わせ検査と顎機能検査を実施。歯のない部分はインプラントを埋入、かみ合うところを増やしセラミックの歯にかかる力を軽減し分散させた。 |
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0. 治療前
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0-1. 治療前
主訴の歯の後方歯が欠損している
後ろ下がりのかみ合わせになっている
あまり良くない状態 -
1. 診断用waxup
治療前に模型上でファイナル形態を再現
問題点と最終形態などを3次元的に、機能的審美的にシミュレーション出来る。 -
2. 治療中
主訴の歯の後ろにインプラントを埋入し仮歯が入っている。
かみ合わせを安定させてから
主訴の歯の最終治療に入る。
写真下に写るものはシェードガイド(歯の色見本)。 -
3. ジルコニアのセット時
ラバーダムを使用してだ液を排除するとともに、隣の歯にもセメントなどがつかないように白いテフロンテープで保護する。
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4-1. セット後
インプラントを埋入した(グレー矢印)
ジルコニアクラウン(黒い矢印)
ステイン(自然な着色)を施し、周辺の歯に馴染ませている。ステインはご希望により、無着色として仕上げることも可能。 -
4-2. セット後
インプラントにクラウンをセット(グレー矢印)
ジルコニアクラウン(黒い矢印)
治療期間 (所要時間) |
3ヶ月 |
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治療費※ | TOTAL¥351,000 + tax |