歯の予防と言えば、「むし歯予防」「歯周病予防」もう皆さん聞き慣れていますよね。
きちんと歯を磨きましょう!定期的に歯医者さんで検診とクリーニングをしましょう!
その成果あって、近年はむし歯や歯周病が減少傾向にあり、特に若い世代はむし歯がほとんどありません。
歯医者は歯が痛くなったら行く場所、というのは過去のこと。
今は定期的に歯のチェックやクリーニング・ホワイトニングで、歯医者へ行くことが当たり前になってきている気がします。
そんな変化している時代に、私がどうしてもお伝えしたいこと。それは…
むし歯がないからといって、歯のトラブルがなくなっているわけではないこと。
歯がしみる・歯が痛くなる原因の多くは、実は『かみ合う力によるものである』ことをまだまだ多くの人が知らない。
・・知覚過敏に!
歯周病予防に!
むし歯予防に!
と言って、
聞き飽きたくらいに今もなお、昔と変わらない内容で歯磨き粉や歯ブラシのCMを流していること…
実は違和感でしかない。
知覚過敏の原因は汚れや細菌ではない、歯磨き粉で治るものでもない。
CMのように、むし歯予防・歯周病予防の細菌のコントロールだけ徹底しても、実は歯を守れない。
歯の痛みや炎症、まさにその知覚過敏は、
力(ちから)!
かみ合う過度な力(ちから)が原因だから!
多くの場合。
歯がしみる、知覚過敏は歯ブラシの横磨きや酸性の食品の毎日の摂取などとも言いますが、歯にかかる過度な力が主な原因の一つ。
歯の予防にはかみ合わせ・力(ちから)のバランスのコントロールも必要!
人が食事をする時の噛む力と時間は、それほど問題ないんです。
問題は、何気ない時、集中している時、寝ている時の、
歯の接触 & アンバランスな接触 & 過度な歯ぎしり & 食いしばり…. !!!
かみ合わせのバランス・かみ合わせをケアすることを予防に加えれば、
起こり得るトラブルはできる限り未然に防ぐことができると考えます。
どの世代にも言えること、特にむし歯のない若い世代だからこそ、咬み合わせの違和感を取り除くことで、今後も歯を健康に守ることができるかもしれません。
是非一度、かみ合わせの検査をして、今の状態を知り、歯を残すための3つ目のケア
= かみ合わせのバランスをケアすること、
をトライして。
“Trinity-Preventive-Care® 三位一体予防歯科”
①むし歯(口腔)ケア【口腔内のコントロール】
②歯周病ケア【細菌のコントロール】
③かみ合わせケア【かみ合う力のコントロール】
「むし歯ないんです、歯周病?きちんとケアしてますから大丈夫です。」
そんな人には、ぜひ知ってほしい!
かみ合う力で歯周病が進行する前に…
定期的に歯を綺麗にしていれば、歯のトラブルとは無縁!
と思っていては、人生80〜100歳時代乗り切れません。
(個人的には人生80年〜はつらいけれど…)
歯を守るには、むし歯ケア(口腔環境のケア)だけでなく、
細菌のコントロールと、
かみ合う力(ちから)のコントロール
が本当に必要なのです。
“Trinity-Preventive-Care® 三位一体予防歯科”
むし歯ケア・歯周病ケア・かみ合わせケア
この3つのケアが歯の予防に当たり前となる時代が来ることを願い、これからも発信していきます。
むし歯がない時代になるからこそ、力(ちから)による歯のトラブルをなくしていけば、今以上に歯は健康に長持ちするでしょう!
時代は、力(ちから)のバランスを定期的に管理・予防することも求められている。
私はそう確信するのです。
詳しくはホームページ&他のコラムもご参考に!
虎ノ門デンタルプラクティス
長坂ヒロコ