私が東京で一番大好きな場所「丸の内」
まさに”Cool” ” flawless” そんなイメージを個人的にはもっていて…
岩手にいた頃、東京での定宿は東京駅北口すぐの「丸の内ホテル」でした。 理由は、
1. 新幹線を降りて、駅からすぐだから。
2. 比較的こじんまりした居心地のよい部屋と空間がとても気に入っていたこと。
3. すぐ隣にオアゾ-丸善(本屋:4フロア全て本!楽しい!)があること。
4. 周辺を散策すると、ビルが立ち並んでいる中に、あれだけの広大な広場や緑豊かな公園、そして皇居があって、
あの開放感、空気が開けているのがとても気持ち良く感じるから。
5. そして、後で知ったことですが、丸の内は都内で最も安全な地理特性を持つ場所であるらしいこと。
・・・「災害に強い街、丸の内」 丸の内の防災まちづくり より(三菱地所)
私は震災を経験しているので、地震に強い地盤と建物であることは非常に重要で、安心感がありますよね。
そんな丸の内へ、数年前、コロナ前のある日曜日、仲通りにある、おしゃれなショップへ立ち寄った時のお話し。
そこはメンズショップではあるものの、女性も楽しめるアイテムやお花が目を惹き、思わず入りたくなる、
ワクワクした気持ちにさせてくれるお店。
案内リーフレットには「特別で洗練されたサービスを提供します」と書かれている。そうよね、丸ノ内だもの!
中をゆっくり見ていると、男性の店員が話しかけてきました。
「何かお探しですか?」 ・・・完璧な紳士でした!
背が高くバランスの良いボディー、とてもハンサムで、
スーツ・シャツ・ネクタイ・馴染んだ腕時計のコーディネートの巧みさ、
そして足元はJohn Lobbの靴で気品漂っていました。
洗練された見た目と話し方、まさにこのショップの空間や商品そのものです。
「やっぱり丸の内!」そう思った数分後…
その瞬間が訪れるのです。
会話が弾み、その男性が笑った瞬間、黄ばんだ歯と奥歯に大きな銀歯が光ったのです。
私の想像の中の「完璧の終わり」…
ええっ,, !!! やだ、、すべてが台無し! 完璧だったのに…
黄ばんだ歯と奥に光る銀歯のせいで、その洗練されたスタイルが台無しです!!!
どうしてでしょう…身の回りのものには気を遣い、多くの投資をしているのに、歯は黄ばみ、くすんで、目立つ(ダサい)大きな銀歯はそのままにしている…
本人も周りの人もその銀歯に違和感がないのでしょうか…
そうなんです、職業的につい、口元・歯を見てしまう私。
でも海外で、いわゆる「完璧な紳士」の口元に、黄ばんだ歯・銀歯を見たことがありません。
おそらく、完璧な紳士の意識と価値の中には「歯のケア」も含まれているからでしょう。
日本ではまだ多くの人が、歯の持つ印象の重大性を見過ごしているようで、
正しく自己評価されていない口元・歯に対して、私はため息をもらしてしまいます。
完璧とは…、洗練とは…、一体何でしょうか?
ファッションに携わる人、美容に携わる人、スタイルがある人、洗練された場に身をおく人は、特に注意してほしい、歯の黄ばみと銀歯。
口元・歯が人に与える印象や影響は、実は、絶大です。
それが仕立ての良い、質のいいスーツで完璧な着こなしの人ならなおさらです。
すでにお持ちの高価で価値あるものと同じく、きちんとケアされた歯の美しさがもたらす価値や恩恵はとても大きいことを知ってほしいのです。
白いTシャツとジーンズのシンプルな着こなしであっても、銀歯のない白い輝いた歯、口元ならワンランクUPして見える!!
皮肉なことに、コロナ禍でマスクの着用が義務化、口元が隠れ、完璧のままでいられるこの期間。
マスクが不要になった時、多くの人から目立つ銀歯がなくなっていたら良いな。そしてマスクを外した時に輝いた歯でいて欲しい。
東京、丸の内を訪れる人々、日本人、外国人、少なからず私は期待と完璧なイメージで訪れていました。
あの日は期待を裏切られたような気分でした。
歯に目がいってしまうのは職業病。
でも、素敵な丸の内には洗練された完璧な紳士がいると思いたい。
輝く白い歯と笑顔で、訪れる人々を納得させる、期待を裏切らない、素晴らしい瞬間と経験を与えてほしい。
それが素晴らしいお店が提供する、特別で洗練されたサービスと商品のように…☆☆☆☆☆
日々の靴ケア、生地ケア、肌ケア、そこに『歯のケア』も入れてね、忘れずに!!
虎ノ門デンタルプラクティス
長坂ヒロコ