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2歯科医師という職業 ②

A profession called... Dentist #2

虎ノ門デンタルプラクティス(神谷町)歯科医師という職業 東日本大震災

→「歯科医師という職業 ①」からのつづき…

父のクリニックを継承開業して、まず大変だったことは、
スタッフと患者様に認められることでした。
癒えることのない寂しさと責任や重圧の中で、
とにかく必死でスタッフのしていることや考えを理解し、学び、
さらによく話し合い、毎日やるべきことをこなす、無我夢中の毎日でした。
日に日にスタッフのサポートと患者様の理解と優しさが私の支えであったことは言うまでもありません。


継承して3年目、クリニックはいよいよ、父が築いた素晴らしい部分はそのままに、
私のやり方で変化していこうという時期になっていました。
システムを変え、インプラント導入した2ヶ月後
2011311日、地響きと凄まじい揺れ、東日本大震災の発生でした。


津波は1階のクリニックを破壊し、さらに津波の後に起きた大火災により、
町全体、私の自宅・歯科医院は完全に焼き尽くされました。
当たり前の日常、大切な人、大切なもの、
その全てを失うこと、
もはや言葉では言い表すことはできません。

私は何ができるのか、どうすべきなのか

「あなたが選んだ場所とその道があなたの復興の形だと思う。
後ろを振り返らず、あまり前を見過ぎないで、今をとにかく生きて。」

そう言ってくれたのは、父と仲良しだった先生でした。


2012年、姉がいる東京での再スタートを選びました。

姉のサポートで、都内で勤務医として復帰をしながら、
心身苦しく、多くのことを思い出し、不安な日々を送っていたと思います。
でも歯医者としての仕事をしている時間が自分の支えでもありました。
人は色々な苦しい経験の中で、学び、強くなり、
また新たな考えや疑問などが生まれてくると思うのです。


私はある時から、日々の診療の中に様々な疑問を持ちはじめました。
それは当然ながら、また一から勤務医として働いている歯がゆさでもありましたが。

一つの疑問と驚きは、
都内の保険診療のルールは岩手県のそれよりも非常に厳しく制約されたもので、
我々歯科医と患者様を困難にさせている現実があることでした。
患者様のもつ問題に対して、解決するための必要な検査・診査ができない現実。。。

患者様に本当に合った治療法ができない現実、

さらには正しく行った治療内容でさえも保険点数のルール上、
削除しなければならない現実

医療保険は素晴らしいものですが、今の歯科保険診療では、
最善の検査や治療をするのは難しいのが現状です。

であれば、歯科保険制度から離れ、
自らが総合的に真剣に取り組める場所、
必要な検査や技術を提供できる場所、
患者さんに合った治療を提供できる場所、
そして正しい治療を知ってもらうための場所
が必要だと思ったのです。
ただ、患者様の治療費負担は抑えたものでなくてはなりません。


もちろん開業でうまくいくことは簡単ではありません、
また都内で開業なんて、
わざわざそんな道を選ばなくても、
夢を語るな
とも言われました。


でも自分の思う正しいことをしたい。


そして、20195月、虎ノ門デンタルプラクティスを開業。


歯科医療に真摯に向き合い患者さんを治したい、
医療人の原点であるはずの思いと姿勢と技術を持って開業をしました。


本気で悩んでいる人に、
ずっと変わりたいと願ってきた人に、
自分に合った治療を求めている人に、
この場所を見つけて欲しい。


心からそう思っています。

場所も形も違う開業

でもこの選択が未来の歯科医療に繋がる、ここが、新たに私が患者様とそして父と繋がる場所。


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